天然洞窟温泉
「忘帰洞」
大自然が生み出した
雄大な造形
ホテル浦島が立っている土地は海底が隆起してできた岬です。於泥岩層の破砕帯が熊野灘の荒い風波に浸食された間口25メートル・奥行50メートル・高さ15メートルの天然洞窟です。
その洞窟の中に自然に温泉が湧出して熱い湯溜りとなり古くから沐浴に賞用されていたようです。
「熊野詣」の華やかだった平安末期には、熊野三山に参詣した貴族がこの温泉で旅の疲れを癒したと伝えられ南北朝の頃には北朝方の将石堂義慶が軍船を率いて、立籠もったことから、将石洞とも呼ばれていました。
忘帰洞の名は、当初で旅館営業が始められた大正時代、紀州藩の徳川頼倫公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたのものです。
洞窟の中の温泉にひたりながら望む、日の出、洋上の月足下の磯をかむ荒波などまさにその名にふさわしい絶景として当館を訪れる皆様にお褒めを頂いております。
営業時間 | 5:00-10:00 / 13:00 - 23:00 ※午前と午後で男女入れ替え制になります |
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場所 | 本館 |